予防歯科

歯を守るために、
痛くなる前に歯医者へ
現在の歯科医療は予防歯科の考えが主流となっており、
「治す」ことより「守る」ことを重要視しています。歯科先進国であるスウェーデンも、虫歯や歯周病になる前に歯科医院へ通い、未然に防ぐことができていることから、世界で一番歯科疾患が少ない国とも言われています。

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歯は一度削ると二度と元に戻りません。治療のために歯を削って被せ物や詰め物をしても、元に戻ったとは言えません。それらは永久的に使い続けることはできませんし、天然の歯に勝るものはないのです。
そもそも虫歯や歯周病にならなければ、歯を治す、削る必要はありませんよね。歯医者は「痛くなったら行くところ」ではなく「痛くなる前に行くところ」と考え直してみませんか?

いつまでも自分の歯で健康に過ごすために

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「年をとれば歯を失うのは当然」
そう思っていませんか?
「歯を失う」のは、虫歯や歯周病などの病気が原因です。誰にでも起こる老化現象ではありません。つまり、病気を予防すれば歯を失うこともないということです。
予防歯科に積極的に取り組んでいるスウェーデンでは、80歳になった時にほとんどの人が若い時とあまり変わらない歯の本数を維持しています。これは、国の歯科医療の方針として「予防歯科」の考えを採用し、子どもの時から歯の健診が当たり前、歯の健康づくりが生活習慣として定着している、ということが大きく影響しています。

予防歯科に取り組んでいる人の割合はスウェーデンが69.3%なのに対し日本は26.2%。また、80歳の残存歯数はスウェーデンが20本以上なのに対し日本は9.8本。(親知らずを除いた成人の歯の本数は28本)

より効果的な予防を実践するために

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「セルフケア」と
「プロフェッショナルケア」で
虫歯や歯周病を徹底的に予防しましょう
皆様自身がご自宅にて行う「セルフケア」と、歯科医院で行う「プロフェッショナルケア」を合わせて予防歯科と言います。
どちらか一つを行っていればいい、というわけではありません。ご自宅と歯科医院でのケアの両方を行うことで、大切な歯を守り続けることができるのです。
ご自宅で行うセルフケア
歯磨き
自分では毎日しっかりと磨けているつもりでも、実際には磨き残しができてしまいます。歯科医院での指導を受け、自分に合ったハブラシで正しい歯磨きを行いましょう。
ポイント ハブラシは1ヶ月に1本交換するのが目安です。
毛先が開いてしまったハブラシは、歯にきちんと当たらず、
汚れを除去しにくくなります。
フッ素配合の歯磨き剤
フッ素は歯質を強化したり、虫歯の発生と進行を防ぐ働きを持っています。フッ素を含む歯みがき剤を使用し、毎日の歯みがきをより効果的なものにしましょう。

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デンタルフロス
ハブラシでは届きにくい、歯と歯の小さな隙間まできれいにするため、通常の歯磨きの後にはデンタルフロスや歯間ブラシを使いましょう。
デンタルリンス
就寝中はだ液の分泌が減り、細菌が繁殖しやすくなります。それを防ぐために就寝前に、または歯磨きの仕上げとしてすみずみまで殺菌します。
歯科医院で行うプロフェッショナルケア
PMTC
専門の器具を使用して行われる、プロによる歯のクリーニングです。磨き残しや、ハブラシでは磨けない歯と歯茎の隙間まで、徹底的にお口の中をきれいにすることができるます。また、PMTC後は歯に汚れがつきにくくなります。
汚れを落とすことで歯本来の白さが戻り、痛みもないためエステを受けている感覚で虫歯や歯周病の予防もできる、一石二鳥の方法です。
歯磨き(ブラッシング)指導
お一人おひとりに合わせた正しい歯磨きの仕方、ハブラシの選び方を丁寧にお教えします。ご自宅でのセルフケアにお役立てください。

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口腔(だ液)検査
お口の中の細菌の数、歯や歯茎の状態などを調べることで、お一人おひとりに合わせた効果的な予防方法をご提案いたします。
スケーリング(歯石取り)
専用の器具を使って、歯石を徹底的に除去します。歯周病の原因となる細菌が含まれる歯石は、ハブラシでは絶対に除去できません。
その他、フッ素塗布やシーラント填塞など
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